IBIS Quality Framework の活用方法(作業手順)

IBIS Quality Framework の活用方法(作業手順)

  1. 作業の概要
  2. テスト回路群
  3. 自分のシミュレーション結果とGolden resultsとの比較

1. 作業の概要

(1) セットメーカの方

 セットメーカの方は、本フレームワークを利用することにより、シミュレーション環境および解析スキルに問題がないことが確認できます。その結果IBISモデルを用いたシミュレーションに問題があった場合には、チップベンダに対して純粋なIBISモデルの問題として問い合わせを行うことが可能になります。具体的な手順は下記の通りです。

  1. JEITAのウェブサイトからデータをダウンロードする。
  2. Golden IBISを用いてテスト回路群に記載されているシミュレーションを実施する。
  3. シミュレーション結果とGolden resultを比較する。
  4. シミュレーション結果とGolden resultが一致することが確認できたら、比較結果をドキュメント化する。
  5. チップベンダへの問い合わせの際、比較結果のドキュメントとJEITAのウェブサイトのURL(http://ec.jeita.or.jp/ibis/)を合わせて送付する。
【セットメーカの方<】
(2) チップベンダの方

 チップベンダの方は本フレームワークを利用することにより、品質の良いIBISモデルの提供が可能になります。手順は下記の通りです。

  1. JEITAのウェブサイトからデータをダウンロードする。
  2. Golden IBISを用いてテスト回路群に記載されているシミュレーションを実施する。
  3. シミュレーション結果とGolden resultを比較する。
  4. シミュレーション結果とGolden resultが一致することが確認できたら、IBISモデルを セットメーカに提供予定のIBISモデルに差し替えてシミュレーションを実施する。
  5. SPICEモデルでもテスト回路群に対して解析を実施する。
  6. 提供予定のIBISモデルとSPICEの解析結果を比較し、一致している場合はセットメーカにIBISモデルを提供する。
【チップベンダの方】
(3) EDAベンダの方

 EDAベンダの方にとっては、自社のシミュレータの精度検証が可能になります。手順は下記の通りです。

  1. JEITAのウェブサイトからデータをダウンロードする。
  2. Golden IBISを用いてテスト回路群に記載されているシミュレーションを実施する。
  3. シミュレーション結果とGolden resultを比較する。
【EDAベンダの方】

2. テスト回路群

【テスト回路群】

3. 自分のシミュレーション結果とGolden resultsとの比較

【自分のシミュレーション結果とGolden resultsとの比較】
【自分のシミュレーション結果とGolden resultsとの比較】

  1. グラフを見て結果を確認する。
  2. "Your result"が他の結果に比べて時間方向にずれている場合は時間方向に結果をずらす。