『XMLメッセージ作成支援ツール』のダウンロード

(一社)電子情報技術産業協会(以下「JEITA」という)ECセンターでは、企業間で電子部品・半導体等の部品技術情報をBtoBにて交換するメッセージ(「ビジネスドキュメント」ともいう)を画面入力で容易に作成できるように本ツールを開発しました。

本ツールはJEITA ECセンターがBtoBによる部品技術情報交換の更なる普及促進活動の一環として無償提供するものです。

1.特長として

JEITA ECALGA標準に準拠したXML形式のBD-0830「依頼・通知ビジネスドキュメント」、BD-0840「回答ビジネスドキュメント」を、簡易的な画面で容易に作成・表示することができます。

2.ツールの機能概要

ツールの機能の概略として

①画面から依頼・通知のビジネスドキュメントのXMLデータを作成することができます。

②画面から回答のビジネスドキュメントのXMLデータを作成することができます。

③依頼・通知ビジネスドキュメントから回答ビジネスドキュメントのXMLデータを作成することができます。

④回答ビジネスドキュメントから依頼・通知ビジネスドキュメントのXMLデータを作成することができます。

⑤画面入力された値の項目属性、関連項目の論理的整合性等をチェックします。

⑥作成するXMLデータはJEITA・ECセンターが推奨するファイル名が付けられます。(変更も可能です。)

⑦画面入力を容易にするため、省略値(ディフォルト値)、プルダウンによる値選択、必須項目の識別等を行っています。

3.ツール利用の概略図<使用イメージ(関連のツールも含まれています)>

上記の図は機器セットメーカから技術情報を半導体・電子部品メーカに依頼し、半導体・電子部品メーカから回答を行っている概念図です。以下は図中の番号ごとの解説です。

①「XMLメッセージ作成支援ツール」を使ってXML形式の依頼ビジネスドキュメントを作成します。
②「JEITA共通クライアント」を使って作成された依頼ビジネスドキュメントをASPに送付します。
③ASPではビジネスドキュメントの宛先のアドレスにビジネスドキュメントを配信します。
④「JEITA共通クライアント」を使ってASPから送信されてきたビジネスドキュメントを受信します。
⑤必要であれば「XML/CII変換ツール」を使ってXML形式のビジネスドキュメントからCII形式に変換し、自社の基幹業務システムに取り込みます。
⑥機器セットメーカに回答ビジネスドキュメントを返すために、「XMLメッセージ作成支援ツール」を使って依頼ビジネスドキュメントから回答ビジネスドキュメントに変換します。
⑦この図では回答ビジネスドキュメントに添付する依頼された技術情報を作成しています。(添付する技術情報の例として部品情報、技術見積、サンプル要求、納入仕様書・・があります。)
⑧「JEITA共通クライアント」を使って作成された回答ビジネスドキュメントに技術情報を添付してASPに送付します。
⑨「JEITA共通クライアント」を使ってASPから送信されてきたビジネスドキュメントを受信します。
⑩「XMLメッセージ作成支援ツール」を使って受信したビジネスドキュメントの内容を確認したり、添付されている技術情報を自社システムに取りこみます。
⑪再度、半導体・電子部品メーカに依頼を行う場合には、「XMLメッセージ作成支援ツール」を使って受信した回答ビジネスドキュメントから依頼ビジネスドキュメントに変換します。

4.動作環境として(推奨)

【OS】
Windows XP, Windows 7
【ツール】
Microsoft Office 「InfoPath2007」がインストールされ、使用できること
Microsoft コンポーネント「.net Framework 3.5」がインストールされていること
【動作推奨マシンスペック】
CPU:1GHz以上
Memory:1GB以上

 

『XMLメッセージ作成支援ツール』の利用に当っては利用規約を一読の上、ダウンロードを実行して下さい。
注記1: 当ホームページからダウンロードした時点で、利用規約が適用されます。

 

外部リンク『XMLメッセージ作成支援ツール』ダウンロード