(社)電子情報技術産業協会(略称JEITA)ECセンターでは、電機・電子業界における企業間の全業務プロセスを電子的にグローバル且つシームレスに繋ぎ、相互の経営効率向上を目指した業界標準・ECALGA( Electronic Commerce ALliance for Global business Activity )の啓蒙・普及活動を行っており、この一環として例年、ECALGAセミナーを開催しております。
今回は、ECALGA標準Ver2009A-Rev01の改訂概要、海外通常取引モデル(Draft)、環境情報の流通への対応(AIS作成支援ツール、JAMP-GP対応ビジネスドキュメント、実証実験)、情報技術関連(ASP間運用標準ガイドライン、Web-EDI認定状況)を中心に発表を行ないます。
日時
2009年7月21日(火)13:00〜17:35(受付は12:30〜)
会場
ベルサール九段 3階 イベントホール
東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル3階
講演テーマ
1.ECALGA標準Ver2009A-Rev01の改訂概要
2.海外通常取引モデル(Draft)発行とSCM委員会の今後の取り組みについて
3.環境情報の流通への対応
・AIS作成支援ツールの説明
・JAMP-GP対応ビジネスドキュメント
・実証実験の概要と状況
4.EDA標準WG活動報告
・IBIS Qualityの枠組みの有効性について
5.情報技術関連
・ASP
・Web-EDI認定状況
【プログラム】
13:00〜13:10 | 開会挨拶 | |
13:10〜13:30 | ECALGA標準Ver2009A-Rev01の改訂概要
ECALGA標準Ver2009A-Rev01の改訂では、海外との商取引に対する標準化のニーズが高く、先行企業の実用化を促進するために「海外通常取引モデルDraft版」を発行し、また、SCM編の納品書関連に対しては標準多品納品書への項目追加を主とした改訂を行い、標準書全体から改訂部分を抜粋した「改訂抜粋版」を発行しました。一方では、2008年度版をベースに標準書の完成度を上げる取り組みを行っており、この結果を「改訂抜粋版」に反映しました。「改訂抜粋版」の概要を中心に紹介いたします。 |
取引標準専門委員会副主査 冨樫 繁 氏 |
13:30〜14:30 | 海外通常取引モデル(Draft)発行とSCM委員会の今後の取り組みについて
JEITA ECセンターにおける海外取引の標準化経緯及びDraft発行の目的について紹介します。 |
海外通常取引モデル 検討リーダー 榊 輝男 氏 SCM委員会委員長 |
14:30〜14:45 | ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 休 憩 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | |
14:45〜16:15 16:15〜16:30 16:30〜16:45 |
環境情報の流通への対応 ・AIS作成支援ツールの説明 ・JAMP-GP対応ビジネスドキュメント ・実証実験の概要と状況 欧州REACH規則等に対応し、含有化学物質情報等を管理しサプライチェーンの中で円滑に生成し交換するため、JEITA/ECセンターで開発したAIS作成支援ツールとJAMP-GPで情報を交換するためのビジネスドキュメントについて紹介します。本ツールは基本機能に加えた独自のオプション機能を設けており機能説明とデモを行います。また、AIS作成支援ツールの操作性やツール間の互換性を確認するための実証実験の概容を紹介します。 |
環境情報専門委員会主査 光安 力 氏 ECM委員会委員長 |
16:45〜17:05 | EDA標準WG活動報告 ・IBIS Qualityの枠組みの有効性について デジタル電子機器の高速化に伴い、設計にはシミュレーションが不可欠になってきています。 |
EDA標準WG IBIS Quality SWG リーダー 浜地 芳宏 氏 |
17:05〜17:35 | 情報技術関連 ・ASP間運用標準ガイドライン ・Web-EDI認定状況 ASP間接続における実装上及び運用上の課題を解決するためのガイドライン、「ASP間運用標準ガイドライン」の概要について紹介します。 |
情報技術委員会委員長 鎌田 芳栄 氏 |
17:35 | 閉会の挨拶 |
*タイトル、講師等は変更になる場合がありますので、あらかじめご了承願います。
受講料
無料(テキスト付)
申込方法
定員250名に達し次第、締め切らせて頂きます(申込締切 7月14日)。
2009年度ECALGA標準セミナーの申込は終了いたしました。
多数のお申込有り難うございました。