(一社)電子情報技術産業協会(略称: JEITA)ECセンターでは、IT・エレクトロニクス業界における企業間の全業務プロセスを電子的にグローバル且つシームレスに繋ぎ、相互の経営効率向上を目指した業界標準・ECALGA(Electronic Commerce ALliance for Global business Activity)の啓蒙・普及活動を行っており、この一環として例年、ECALGAセミナーを開催しております。

今回は、5年ぶりの改訂版として今年リリースした「JEITA/ECALGA標準2017年度版」のご紹介と、JEITA/ECセンター各委員会における主要活動の近況報告を、各方面の有識者の方よりご講演いただきます。

日時

2018年5月24日(木)13:30〜16:50(受付は13:00〜)

会場

(一社)電子情報技術産業協会 409〜411会議室
東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル4階
http://www.jeita.or.jp/japanese/about/location/

講演テーマ

<第一部>
 1.JEITA/ECALGA標準2017年度版発行 改訂内容要旨

<第二部>
 2.JEITA/ECセンターSCM委員会の活動概況
 3.新規設計の効率化に貢献する「新規設計非推奨情報」のECALGA標準
 4.固定電話網IP化によるEDI移行対応
 5.ECALS辞書の新たな展開 – 欧州eCl@ssとの提携 –

プログラム

13:30〜13:35 開会挨拶 ECセンター
会長 鱠谷 佳和 氏
13:40〜14:20 JEITA/ECALGA標準2017年度版発行 改訂内容要旨
JEITA/ECセンターは昨年度、2013年に発行したJEITA/ECALGA標準2012年度版から5年ぶりとなるECALGA標準2017年度版を発行しました。2017年度版では、更なる国際化に伴う海外取引業務の拡大や国内の支給取引業務の記述追加、バーコード情報の活用拡大のためのシンボル標準見直し等を行いました。本セッションでは、ECALGA標準のこれまでの改訂の足跡を振り返るとともに、今回の改訂要旨について詳しくご説明いたします。
取引標準専門委員会
主査 西塔 尚史 氏SCM委員会副委員長 渡部 泰行 氏
14:20〜14:50 JEITA/ECセンター SCM委員会の活動概況
SCM委員会では近年の国際化・業際化(国内他業界)のつながりや取引の広がりが増加していることを踏まえ、業界を横断したEDIの標準化活動の推進をはじめとする様々な活動に取り組んでいます。本セッションでは、SCM委員会における標準化活動の領域、これまでの標準化活動の歩みと成果、および今後のSCM委員会の新たな取り組みについてご説明いたします。
SCM委員会
委員長 野口 秀樹 氏
14:50〜15:10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 休   憩 (20分) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15:10〜15:55 新規設計の効率化に貢献する「新規設計非推奨情報」のECALGA標準
ECM委員会は、技術情報交換における発注者側の新規設計時の部品選定プロセスに着目し、供給側から今後の製品への採用を避けてほしい部品情報を定期的に提供することにより安定的な部品供給を図る目的で「新規設計非推奨情報」という新技術情報区分の追加を検討しました。本セッションでは、本情報のECALGA標準における位置付けと実証実験を通して確認できた有効性についてご説明いたします。併せて日本無線株式会社、富士通株式会社における技術情報交換の活用事例のご紹介を行います。
ECM委員会
副委員長 平良 壽國 氏日本無線株式会社    岡崎 清一 氏富士通株式会社    黒田 正一 氏
15:55〜16:15 固定電話網IP化によるEDI移行対応
NTT東西は2024年の初頭から、従来の交換機を利用した固定電話網からIP網へ順次移行する計画を発表しました。これによりINSネット(総合デジタル通信網(ISDN))サービスも終了することからEDIへの影響が懸念されています。本セッションでは、情報技術委員会で取り組んだ固定電話網のIP化に伴うEDIへの影響調査と、実証実験を通して確認した推奨移行手順についてご説明いたします。
情報技術委員会
委員長 佐藤 広隆 氏
16:15〜16:40 ECALS辞書の新たな展開 – 欧州eCl@ssとの提携 –
JEITA/ECセンターは、長年にわたりECALS辞書のIEC国際標準化に努めてまいりました。この度、IEC中央事務局と欧州の購買辞書標準化団体・eCl@ssが提携したのを受け、今後は両者が共同で進める”d-m@p” プロジェクトに協力してゆくことになりました。eCl@ssは欧州の名だたる大企業が名を連ねるNPO団体で、BtoB情報交換のスタンダードであるだけでなく、Industrie 4.0/IoTの情報層標準としての活用も期待されています。本セッションではECALS辞書とIEC CDDの概要、eCl@ssとJEITA/ECセンターの協力覚書締結、および今後のECALS辞書の国際・業際化運用への期待についてご説明いたします。
技術標準専門委員会
主査 斎藤 春洋 氏
16:40〜 質疑応答後 閉会

※ タイトル、講師等は変更になる場合がありますので、あらかじめご了承願います。

参加費

無料(テキスト付)

定員

90名

申込方法

2018年度 ECALGAセミナーの申込は終了いたしました。
多数のお申込有り難うございました。

問い合わせ先
(一社)電子情報技術産業協会【JEITA】 ECセンター 事務局
TEL:03-5218-1062

セミナーテキスト

1. ECALGA標準2017年度版発行 改訂内容要旨

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2. ECALGA標準2017年度版発行 – 改訂内容の詳細 –

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3. SCM委員会の取組みについて

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4. 新規設計の効率化に貢献する – 「新規設計非推奨情報」のECALGA標準 –

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5. 日本無線(株)における新規設計非推奨情報の活用事例

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6. 富士通(株)における技術情報交換の活用事例

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7. 固定電話網IP化によるEDI移行対応

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8. ECALS辞書の新たな展開 – 欧州eCl@ssとの提携 –

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