2023年11月14日に「Hybrid Asian IBIS Summit (Japan) 2023」を開催致しました。初のHybrid形式で、IBIS Open ForumのChair、Lance WANG氏にも現地に参加していただけたことで、大変有意義な会とすることが出来ました。日本からは1件の発表、1件の公開討議が行われ、当日は合計76社119名の方にご参加頂きました。ご発表、ご参加、ご協力下さいました皆様に御礼申し上げます。

アジェンダ・発表資料・ビデオ

アジェンダ・発表資料・ビデオにつきましては、IBIS Open ForumのWebサイトに掲載されております。こちらからご覧下さい。

事後アンケートにお寄せ頂いたご意見・ご質問に対する回答

お寄せ頂いたご意見・ご質問の一部をここで取り上げさせて頂きます。

 

  • 今後もHybrid方式で実施してくれた方が、遠方からも参加しやすいので助かります。
  • 毎年旬な話題や情報をご提供いただきましてとても助かっております。本番の発表やご準備に携わられた関係者の皆様に御礼を申し上げます。

今回のアンケートでも、現地のみ開催を望む声は非常に少なく、オンライン、Hybrid開催を望む声が圧倒的に多いため、今後もインターネットを活用したセミナとなる見込みです。また、Asian IBIS Summit (Japan)は有意義でしたか?の問いに79%の方から “yes” の回答を頂けました。引き続きよろしくお願いします。

 

  • 今回時間が押してしまいましたが、午後の部を用意しても良いので、時間設定には余裕を持っていただきたいです。
  • ディスカッションの内容は興味深かったのですが、全体的に時間が足りていないと感じました。

この度は、予定時間を大幅に超過してしまい大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。IBIS Open Forumの方々に米国から参加して頂いており、時差の関係から午後枠は今後も使えない見込みです。タイムスケジュールの組み方を見直し、適切に運営が進めらるよう工夫をしていきたいと思います。

 

  • 過去、IBISの教育を午後に行っていただいておりましたが、IBISの利活用促進のためにも継続していただければと存じます。
  • 初心者には難しい。使いこなせている・分かっている人前提の場となっている印象があります。
  • IBISに関するOpen Forumとの質疑の機会を設けて頂けるとの事、大変ありがたく期待しております。

2024年2月20日に、IBIS7.0の内容にてIBISセミナを開催予定です。また、過去の内容はYouTube公開しており EDAモデル専門委員会の本HPでリンク記載しております。ご活用頂けると幸いです。IBISセミナはJEITA – EDAモデル専門委員会主催で初心者向けに説明しているのに対し、IBIS Summitは 米国のIBIS規格を策定しているIBIS Open Forum 主催の会となっており、最新の情報を討議する場となっています。

 

  • 日本語の字幕がある英語講演は、内容を理解するのに助かった。
  • 英語の発表ややり取りに対して日本語訳が明確に行われておらず、内容が不明であった。

字幕・通訳に関して好評を得ており、引き続き改善に努めて参ります。ただ、手分けして対応している状況で、当日対応や、事前の字幕追加に時間的な都合で十分な対応が出来ない場合があります。翻訳活動を行うことで発表内容をより深く知ることができますので、ぜひ委員活動に興味を持って頂き、多くの方にご参加頂けると幸いです。

 

  • ユーザ事例を発表されてみてはいかがでしょうか?IBISがどの程度使用されているか知りたいです。
  • Package部のRLCのモデル化手法について、ICベンダ毎にバラバラとなるため、どの周波数をターゲットにして作られてたか指定する内容を明記して欲しい。

IBIS SummitやIBISセミナなどで事前アンケートを取得しており、IBISモデルの使用状況について推移をみることにより伺い知れる部分があるかと思います。紹介する機会をどこかで作れればと考えております。また、現状、IBIS Summit (Japan)に関し、日本からの発表が少ない状況にあります。IBISに関し改善意見ございましたら、もしくは、普段の疑問があり、事例紹介の形などで発表頂けるようでしたら、Give and Takeの精神で事例紹介の発表を希望された方含め、是非IBIS Summit (Japan)でのご発表をご検討頂けると幸いです。IBIS Open Forumに直接意見を出せる日本での唯一の会になります。